量子力学③(ボーア半径)【物理(大学)】
 ボーアの量子論を用いて水素原子の半径を計算すると、0.0000000000529mとなる。この長さをボーア半径と呼ぶ。このときの水素原子は安定に存在していて、基底状態(=エネルギーが最も低い状態)と呼ばれている。外部から電磁波(=光)を照射すると、電子の軌道が外側へ移り、エネルギーが大きくなる(=励起状態)。

 ボーア半径は非常に小さな値だが、この長さは量子力学では非常に重要な役割を果たす。なぜならボーア半径を基準として様々な長さを測っているからである。次回以降の話題となる「古典電子半径」という量も、ボーア半径を用いると簡単に表すことができる。
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by dyjobyate | 2009-01-30 23:37 | 物理(大学)
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