水は常温では液体である。100℃を越えると気体となり、0℃を下回ると固体となる。He(=ヘリウム)はどのような性質を持っているのだろうか。
Heは常温では気体である。温度を下げるといつかは液体となりそうだが、Heは4.2K(=-268.8℃)でようやく液体となる。日常生活には何の関わりもない液体He(=液体状態のHe)ではあるが、非常に興味深い特性を持っている。 簡単な実験を説明するために、ドーナツ型の浮き輪を例に挙げて考える。通常、浮き輪には空気を満たしていくが、空気の代わりに液体Heを注入する。そして、浮き輪の人が入る場所に、セメントを流し込み、固定する。その後、浮き輪(セメントで固めたところの)の中心にひもを付けたら準備完了。次回、超流動現象の解説です。
by dyjobyate
| 2009-02-09 16:12
| 物理(現在進行中)
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