電磁気学④(電場の源は?)【物理(高校)】
 前回、電荷を持つ物体は、電場に反応してクーロン力がかかると言いましたが、電場はどこから生じているのでしょうか。電場の正体をクーロンの法則(=2つの電荷間にはたらく力の大きさを求める法則)を基に解説します。

 1785年、物理学者のクーロンが「ねじり秤」と呼ばれる装置を用いて、クーロンの法則を導出しました。プラスの電荷が2つ(←これらの間には斥力がはたらきます。)しかない世界をイメージして下さい。クーロンの法則は、電荷の間の距離が大きくなればなるほど斥力が小さくなり、電荷が大きくなればなるほど斥力が大きくなる、というものです。

 プラスの電荷が2つ(電荷Aと電荷B)しかない世界でも、クーロン力が働くことは経験的に理解できます。電荷Aが動く原因は電荷Bにあり、電荷Bが動く原因は電荷Aにあるのです。このことから、電荷から電場が湧き出ていて、電場に反応してクーロン力を受けていると言えます。目には見えない力には、それを伝える「場」という概念が不可欠なのです。
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by dyjobyate | 2009-02-18 09:18 | 物理(高校)
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