熱力学①【熱力学第0法則】
 一つの孤立系(=外界と全く交渉をもたず独立した系)を放置すれば、最初の状態に依らず、ある終局的な状態に落ち着く。このような状態を熱平衡状態と呼ぶ。微視的には熱平衡状態でも物質粒子は複雑な運動を続けているが、巨視的には少数の変数(温度、圧力など)によって決まる単純な状態である。

 3つの系A~Cを考える。このとき『AとBが熱平衡でBとCも熱平衡であれば、AとCも熱平衡にある。』これを熱力学第0法則という。これは経験則(=経験の積み重ねによって一定の範疇で物事の判断がつくこと)である。
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by dyjobyate | 2009-04-02 20:41 | 物理(大学)
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