怒鳴る人の真意【教育全般】
 誰かに注意を促すときは、気をつけるべき点を言えば良い。それを相手が理解すれば、問題は解決する。その後、同じ注意を繰り返すような場面があれば、その時に違った対応をすれば良い。このような事例は、友人関係で滅多にあるものではなく、立場がはっきりしている関係(会社での上下関係、先生と生徒の関係)の下でしばしば発生する。

 一般的に、注意をする立場の人間は、何かを指導する立場にいる。会社の上司や、教員が身近な例だろう。注意をする側は、伝えたい事を一番よく伝えられる手段をとる。これは、伝える相手や伝えるべき内容にも依るとは思うが、「怒鳴る」という手段を使う人は少なくない。怒鳴ることほど、エネルギーを使い、無駄な効果を生むものはない。確かに、怒鳴られた相手は同じミスをしなくなるかもしれないが、それは、「怒鳴られない」ように行動をした結果に過ぎない。怒鳴ることで伝わることは、ある種の「恐怖」であり、そこに伝えるべき本質はない。

 ただ、怒鳴ることで良い効果を得られることもある。そこを見極られる人が、慕われる指導者となっているのだろう。怒鳴る人の真意は、本人しかわからない。
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# by dyjobyate | 2009-02-02 23:50 | 教育全般
空気を読む技術【日記】
 ブログがなんとか一ヶ月続いた。毎日更新する難しさを感じるが、自分の考えが整理できるな、とは思う。ただ、時間が取れずに適当な投稿になる日も多く、改めて自己管理の難しさを感じた。2月は文章の質を意識して取り組んでいきたい。

 前から感じることではあるが、人が多く集まれば集まるほど「空気を読む」ケースが多くなる。いわゆる「KY」な発言でも、2人で話していれば「KY」にはならない事もある。また、集まっているメンバーの雰囲気によって、「KY」になるかどうかが決まるケースもある。

 突き詰めれば、皆が楽しく過ごせるように、空気を読むのである。空気を読めない人は、自分が100%楽しんでしまっているのかもしれない。空気を読めていないと感じる人は、許容範囲が狭いのかもしれない。そこのバランスが保てているからこそ、人間関係が成り立っているのだろう。大人になるには、空気を読めることが必要不可欠なようだ。でも、どんな集団でも、どんな場面でも、KYであった方が人間らしいのではないか、とも思う。

 そう思えば、周りの友達に恵まれている。皆で楽しめる環境を大切にしなくては。
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# by dyjobyate | 2009-02-01 23:08 | 日記
量子力学④(コンプトン効果)【物理(大学)】
 ボーアの量子論が提案された時代に、光(=電磁波)の正体をめぐる論争が起こっていた。現在では、光(=電磁波)は粒子としても波としても振る舞うという解釈がなされている。光(=電磁波)の粒子性を示す現象の代表例がコンプトン効果である。

 アメリカの物理学者コンプトン(1892~1962)は、X線(=電磁波)を物質に当てたとき、散乱したX線の波長に入射X線と同じもののほか、それよりも長いものがあることを見いだした。この現象は、X線を波動と考えたのでは理解できない!アインシュタインは、X線(電磁波)が粒子であると考え、この現象の計算をした。

 この計算結果は実験結果とよく一致をした。つまり、散乱したX線(=電磁波)の波長が長くなる理由は、入射した光子のエネルギーの一部が電子に与えられ、散乱した光子のエネルギーが小さくなったためである。(エネルギーが小さくなると波長は長くなる。)これをコンプトン効果と呼んでいる。
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# by dyjobyate | 2009-01-31 23:45 | 物理(大学)
量子力学③(ボーア半径)【物理(大学)】
 ボーアの量子論を用いて水素原子の半径を計算すると、0.0000000000529mとなる。この長さをボーア半径と呼ぶ。このときの水素原子は安定に存在していて、基底状態(=エネルギーが最も低い状態)と呼ばれている。外部から電磁波(=光)を照射すると、電子の軌道が外側へ移り、エネルギーが大きくなる(=励起状態)。

 ボーア半径は非常に小さな値だが、この長さは量子力学では非常に重要な役割を果たす。なぜならボーア半径を基準として様々な長さを測っているからである。次回以降の話題となる「古典電子半径」という量も、ボーア半径を用いると簡単に表すことができる。
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# by dyjobyate | 2009-01-30 23:37 | 物理(大学)
量子力学②(前期量子論)【物理(大学)】
 ラザフォードの下で原子模型について学んだボーア(1885-1962)は、古典論からは出てこない新たな仮説を導入することで、原子の構造を統一的に説明できる理論を発表した。これはボーアの量子論(=前期量子論)と呼ばれている。

 ボーアは以下の2つの仮説(=量子条件)を導入した。
(1)原子は飛び飛びのエネルギーをもった状態でのみ存在できる。(古典論では原子のエネルギーはどのような値でも取れたが、量子論ではエネルギーが制限される!)これらの状態を定常状態と呼ぶ。
(2)定常状態の電子は遷移(=ジャンプ)をして他の定常状態に飛び移る。例えば、高い状態から低い状態に電子が遷移すると、エネルギーが下がる。下がった分のエネルギーは光となって原子から放出される。

 このような仮説(=量子条件)を導入することで、古典論では説明できなかった現象(=水素原子のスペクトル)が説明できた。しかし、ボーアのアイデアは「古典力学の枠組みに量子条件を付加する」という折衷的な方法であったため、より広い現象に適応するための一般的な指針はなかった。その後、様々な現象に対する理論・実験の研究の積み重ねにより、量子力学は「行列力学」および「波動力学」として成立した。
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# by dyjobyate | 2009-01-29 16:33 | 物理(大学)
量子力学①(古典物理学の限界)【物理(大学)】
 19世紀後半には、ラグランジュ/ハミルトンの形式で整えられた古典力学(=高校で学ぶ力学)が完成し、我々の世界の基本法則はほぼ理解されたと思われるようになった。

しかし、19世紀末になると、技術の発展により原子レベルのミクロな(=0.0000000001mの大きさを扱う)世界が物理学の実験的対象となってきた。ミクロな世界には古典力学で説明ができない現象が多くあり、そこから「量子力学」という学問が誕生した。

 「古典力学で説明できない現象」とはどのような現象だろうか。身近(?)な例として原子の構造を考える。ラザフォード(1911年)はα線の散乱実験をもとに、「原子の中心に正に帯電した原子核があり、その周りを電子がとりまいている」という原子の模型を提案した。(この模型は今でも高校物理・化学の教科書に載っている。)

 しかし、この模型は、加速運動をする電子が電磁波を放射してエネルギーを失うため原子が安定にできない、という問題を抱えていた。古典力学の計算によると、電子は0.00000000001秒のうちに、原子核に吸収されてしまう。この問題は1913年にボーアが解決した。そのアイデアとは・・・【続】 
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# by dyjobyate | 2009-01-28 21:55 | 物理(大学)
バー【日記】
 今日は結構頑張れた。ここまで集中力が持続するなんて珍しい。
 ということで、先輩と地元のバーに行ってきました。
 ウィスキーのカクテルは美味しい。頑張れた後の贅沢は必要だ。
 
 予定とズレますが、量子力学は明日投稿します。
 そして今週はストイックに生活します。
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# by dyjobyate | 2009-01-27 22:10 | 日記