熱力学①【熱力学第0法則】
 一つの孤立系(=外界と全く交渉をもたず独立した系)を放置すれば、最初の状態に依らず、ある終局的な状態に落ち着く。このような状態を熱平衡状態と呼ぶ。微視的には熱平衡状態でも物質粒子は複雑な運動を続けているが、巨視的には少数の変数(温度、圧力など)によって決まる単純な状態である。

 3つの系A~Cを考える。このとき『AとBが熱平衡でBとCも熱平衡であれば、AとCも熱平衡にある。』これを熱力学第0法則という。これは経験則(=経験の積み重ねによって一定の範疇で物事の判断がつくこと)である。
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# by dyjobyate | 2009-04-02 20:41 | 物理(大学)
修士課程2年目
 今日から修士課程2年目。早くもM2になった。時の経過が早いとは感じるが、M1の1年間で物理的思考力、計算力、知識など、大分成長できたと思う。今年度は修士課程卒業と同時に博士課程へつながる1年でもある。来年の今頃にはどれだけ成長しているのかと思うと楽しみだ。

 研究室の大掃除をした。共用の大きな机をGETしたので研究環境がさらに良くなった。(飲み会もできるようになった。)ワークスペースも拡大した。パソコンも増えてWindowsとMacとLinaxを併用できる環境になった。近々の目標は論文を投稿すること。厳しいかもしれないけど7月までに出せれば上出来。あとは国際会議のお金を当てることかな。
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# by dyjobyate | 2009-04-01 01:03 | 日記
学会③March2009
 午前中は別の用事があり、午後から参加。実験の内容が中心だったので3日間で一番聞きやすかった。実験系はM1で発表している人も多かったが、何となくM1とわかってしまうのが怖い。僕の大学にはBECを実験している研究室がないので良い機会だった。

 夕方は池袋のジュンク堂へ行ってきた。座り読みができるって素晴らしい。結局ずっと座り読みしていた本を買ってしまった。上手いシステムだ。
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# by dyjobyate | 2009-03-30 23:15 | 物理(現在進行中)
学会②March2009
 午前中は「レビューセッション」に参加。このセッションはその分野を専門としていない人々へ向けた公演が行われる。これまでの研究成果と今後の展望をまとめて伝えてくれるので非常に面白かった。睡眠不足ではあったがそれも忘れるくらい。珍しい。

 午後は自分の専門分野のお話。最近話題のネタを効率良く知ることができた。今やっているテーマが終わったら何をやるのかを決めなくては。幅広い知識は必要だと再認識。

 夜は先輩に誘われ、同じ分野のメンバーと飲んできた。全員博士課程(もしくはポスドク)の方だったので、物理の話をされたら聞くだけで精一杯だった。明日が最終日!
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# by dyjobyate | 2009-03-29 05:23 | 物理(現在進行中)
学会①March2009
 春の学会が立教大学で開催された。(3/27~3/30)

 午前中は「物理教育」というセッションに参加。物理教育をテーマに研究を進めている学生さんや、高校の教師の方や、ちょっと変わった物理学者(?)の方が様々なテーマについて語っていた。量子力学と色即是空を絡めたお話もあり(しかも登壇者は有名大学の教授)、ある意味で新鮮だった。秋の学会はこのセッションも参加してみようかな…。

 午後は自分の専門分野のお話。とは言え理解できる話ばかりではなかったが。最先端の知識を得るには論文を読むか、人の発表を聞くかだと思う。僕は論文を読む方が好きだが、人の話を聞いた方が短い時間で多くの情報を得られる。とても有意義な時間だった。

 夜は高校の同窓会。終電を逃してしまい睡眠取れず・・・。
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# by dyjobyate | 2009-03-28 08:07 | 物理(現在進行中)
BECの定義【備忘録】
 Bose原子集団を考える。高温極限では個々の波動関数の位相はランダムであり、位相の平均値はゼロとなる。低温極限(=転移温度以下)では位相がある決まった値を取り、その結果U(1)ゲージ対称性が自発的に破れ粒子数が非保存となる。(=コヒーレント状態となる。)これがBose-Einstein-Condensate(=BEC)状態である。

 このようなU(1)ゲージ対称性を破ってBECの位相を導入する方法は便利ではあるが、概念的な困難を伴う。例えば容器に閉じ込められた液体ヘリウム4を考える。原子は日常のエネルギースケールでは生成したり消滅したりしないので原子数は確定しており、原子数が異なった状態の重ね合わせは禁止されている(超選択則)。したがって場の演算子の期待値はゼロとならなくてはならないが、BEC状態では明らかにそれを破っている。

 原子のコヒーレント状態を用いて定義されるBECは近似的な概念だが、BECの位相は超流動や量子渦を生み出す基本的な量であるのでこれは不都合である。ゲージ対称性を破らずにBECの位相を導入する方法が非対角長距離秩序(=ODLRO)である。ゲージ対称性の破れは平均場近似の結果現れる見かけのものに過ぎない。
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# by dyjobyate | 2009-03-27 08:54 | 備忘録
論文を読んでいて【日記】
 疑問が出たが細かく記されていないのでわからない。教授に聞いても微妙だったので(先輩に添削をしてもらった上で)本人にメールを出してみた。ライティングは書かなきゃ一生出来ない気がする。
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# by dyjobyate | 2009-03-26 21:03 | 日記