状態量とは、考える系の熱平衡状態のそれぞれに応じて定まった値をとる物理量をいう。状態量には示強性状態量(=系全体の分量に関係しない状態量)と示量性状態量(=熱平衡状態を変えずに系を分割したり、倍加したりするとき全体の分量に比例する量)がある。
示強性状態量の例として圧力(P)、温度(T)、化学ポテンシャル(μ)などがあり、示量性状態量の例としては質量(m)、エネルギー(E)、エントロピー(S)などがある。
by dyjobyate
| 2009-04-03 22:41
| 物理(大学)
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